久留米の異色のカウンセラーのブログ・・・

　　　　　　今日は水色の空に白い雲が浮かんでいて、窓から見る景色は

　　　　　　穏やかないい天気なのですが、一歩外に出てみると身を斬る

　　　　　　ような寒さでした・・・

　　　　　　そして、人と会った時も、寒いですね～！から会話が始まった

　　　　　　一日だったように思います。

　　　　　　あなたはどんな言葉から会話が始まりましたか・・・？

　　　　　　さて、今日は不登校について書きたいと思います・・・

　　　　　　あなたは不登校・・・と、いう言葉を知っていますか？

　　　　　　最近は、テレビ番組などで放送されているので知ってる人も

　　　　　　多いと思います・・・

　　　　　　それでは、登校拒否・・・と、いう言葉はどうでしょうか？

　　　　　　それもテレビなどで観た事があるよ！と、思うかもしれません。

　　　　　　確かに今、教育問題は深刻化してるので色んな場面で

　　　　　　観たり聞いたりするでしょう。

　　　　　　もちろん、カウンセリングを仕事としているので私も知っています。

　　　　　　しかし、その二つの言葉の意味の違いは知りませんでした・・・

　　　　　　あなたは二つの言葉の意味の違いを知っていますか？

　　　　　　どちらも同じ意味じゃないの！？と、思うかもしれません。

　　　　　　確かに結論から言うと、同じ意味なのです。

　　　　　　それでは、同じ意味なのにどうして二つの言葉があるのでしょうか？

　　　　　　ちょっと調べてみました・・・

　　　　　　その結果、登校拒否とは・・・登校する意志を持ちながら登校時に

　　　　　　なると、原因不明の頭痛や腹痛、強い心配、不安などの

　　　　　　神経症状に襲われて登校を拒む状態・・・で、１９７０年頃

　　　　　　からは登校拒否・・・と、呼ばれていたがその後、不登校・・・と、

　　　　　　いう呼称が用いられるようになり、文部省（当時）も１９９９年

　　　　　　より不登校・・・と、改称したそうです。

　　　　　　つまり、呼び方が新しいか古いかだけで意味は同じなのです。

　　　　　　と、一言でまとめてしまうのは簡単なのですが・・・

　　　　　　なぜ？呼び方を変える必要があったのかが気になるのは

　　　　　　私だけでしょうか・・・？

　　　　　　しかし、この部分について語りだすと長くなりそうなのでまたの機会に

　　　　　　書きたいと思います。

　　　　　　さて、本題の不登校なのですが・・・

　　　　　　上記に、本人は登校する意志を持ちながら・・・と、書きました。

　　　　　　本人の意志がありながら、登校出来ないのはなぜでしょうか・・・？

　　　　　　ちょっと考えてみてください・・・

　　　　　　もし、学校で考えにくい時は、仕事でも、旅行でも、構いません。

　　　　　　あなたが考えやすい事に置き換えて考えてみてください・・・

　　　　　　どうですか・・・？　答えが見つかったでしょうか・・・？

　　　　　　多分、よく分からない・・・と、思う人が多いかもしれません。

　　　　　　しかし、分からなくて当然なのです。

　　　　　　なぜなら、本人の気付いてない、無意識・・・！の部分が登校する事を

　　　　　　拒んでいるからなのです。

　　　　　　そして、その無意識・・・は、本能的にその人を守っています・・・

　　　　　　つまり、自己防衛なのです。

　　　　　　その事に気付かずに無理やり学校に行かしたり・・・、

　　　　　　病院に連れて行ったりすると・・・、

　　　　　　その自己防衛がより一層強くなってしまいます・・・

　　　　　　そして、そうなってしまうと、本人の心と身体が別行動を起こしてしまう

　　　　　　ので、悪循環を招いてしまいます。

　　　　　　それでは、一体どうすればいいのか・・・？

　　　　　　まず、一番先にしないといけない事は、その無意識・・・の部分が

　　　　　　何を拒んでいるのかを家族が聞いてあげて、

　　　　　　そして、分かってあげる事です。

　　　　　　それから、一緒に答えを探していけばいいのです。

　　　　　　そんなに簡単に行くのなら苦労はしないよ！と、

　　　　　　思われるかもしれません。

　　　　　　しかし、昨日嬉しい知らせが届きました。

　　　　　　実は先日、知人から高校生の子供さんの事で相談を受けました・・・

　　　　　　これはまだカウンセリングをした訳ではなく、その前の段階です。

　　　　　　お母さんが娘さんの不登校の事でカウンセリングを

　　　　　　直接お願いしたい・・・と、言ってきました。

　　　　　　私としてはお母さんのカウンセリングを先にした方がいい！と、

　　　　　　思ったのですが・・・お母さんはそれを頑なに拒みました。

　　　　　　仕方ないので、いつでも娘さんにカウンセリングに来るように！と、

　　　　　　答えました。

　　　　　　しかし、条件を付けました・・・

　　　　　　娘さんをカウンセリングに連れて来る前に、

　　　　　　一度ゆっくり話をしてください！と。

　　　　　　そして、娘さんがどんな事を言おうとも黙って

　　　　　　聞いてあげてください・・・と。

　　　　　　それから、お母さんの体験談を話してみてください・・・と。

　　　　　　その結果が、昨日の嬉しい知らせなのです・・・

　　　　　　娘さんが学校に行く！と、言ってるそうです。

　　　　　　そして、私の出番は無くなりました・・・が、喜ばしいことです。

　　　　　　まぁ、仕事の予約が無くなって喜ぶのもどうかと思いますが・・・

　　　　　　今は一人の女の子が学校に行く気になったことを

　　　　　　素直に喜ぼうと想っています。

　　　　　　そして、学校で楽しい事が見つかるように祈っています・・・

　　　　　　もし、あなたの心と身体が苦しんでいる時は

　　　　　　いつでも相談してください・・・

　　　　　　あなたの無意識・・・の拒んでる原因を見つけて、

　　　　　　あなたの心と身体が一つになるお手伝いをしたいと想っています・・・

　　　　　　そして、あなたがあなたらしくありますように・・・

　　　　　　そして、ステキな未来を見つけられますように・・・