たまごとニワトリ・・・

アニキ

2009年03月11日 10:49

  今朝は穏やかな春の陽気・・・とは、言えないけれど、春が近ずいてる

  ことを感じさせるようないい天気になりました。

  しかし、少し風が冷たいので出掛ける時は

  寒くないようにしてください・・・!

  さて、ここによく来てくれてる人は、心理学に興味があるか?

  カウンセリングに興味があるか? 私に興味があるか?(笑)

  のどれかだと思います。

  しかし、その中には悩みや問題を抱えていて出口を探して彷徨っている

  人もいるかもしれません。

  そして、その出口へのヒントがここで見つかれば・・・と、小さな期待を

  しているのかもしれません。

  今日は最近、私が感じることを書いてみたいと思います・・・

  いつも好き勝手に書いてるだろ!と、思うかもしれません。

  確かにその通りです・・・が、

  今日は心理学のことについて書いてみたいと思います。

  (3/11 10:50UP)

  さて、最近、ネットや本屋で心理学の記事を読むたびに

  理論や推理ばかりが先行して根本的な原因は

  全く分かってないんだな~!と、感じることが多いです。

  例えば、うつ病の記事を読んでみると、確かに立派な理論が書かれて

  います。

  しかし、その記事の一番最初にこんな事が書かれていました・・・

  根本的な原因は分からないのですが・・・?と。

  そして、根本的な原因が分からないのなら、何を言っても意味がない

  のでは・・・?と、感じます。

  それに加えて、うつ病の種類も一体いくつあるの?って感じで増えて

  いってる・・・と、いう現実がその実証になるのかもしれません。

  そして、今の心理学は理論と現実に大きなハザマがあるのだと・・・。

  それでは、なぜそうなってきたのでしょうか・・・?

  私が想うに、心のキズは人の目には見えません・・・

  それ故に、キズが本当に治ってるのかどうかは本人の自己申告と

  いう事になります。

  そこに大きな落とし穴があるように感じます。

  ちょっと想像してみてください・・・

  あなたがあまり行きたくないと感じてる病院に行きたくない時、

  どんな言い訳をするでしょうか・・・?

  時間がない・・・とか、行かなくても大丈夫!とか、

  もう治った!などなど、

  色んな言い訳をしながら、なるべく短期間だけそこに行くように

  すると思いませんか・・・?

  そして、その治療が完治した・・・と、レポートをまとめられたら

  それが一つの臨床経験としての事例になるのです。

  その事例を臨床心理士やカウンセラーがそのまま違う人に

  当てはめたとしたら・・・どうですか?

  とってもコワイことですよね~!?

  そして、これだけ世の中に心の病の人が増えてきたという事は

  その治療法ももう一度考え直さなくてはいけない時期に

  なってきてるのだという事かもしれません。

  そして、今の理論優先型のカウンセリングは、たまごが先か?

  ニワトリが先か?を一生懸命、議論しているようなものだと

  感じるのは私だけでしょうか・・・?

  そして、世間には私も含めてカウンセラーと名乗る人が多くいます・・・

  あなたの心の悩みを真剣にどうにかしてあげたいと想ってる

  カウンセラーもたくさんいると思います・・・

  会った時の雰囲気と少し話した感じで

  あなたの心が奮えるか?どうか?で判断してみてください・・・

  あなたにピッタリのカウンセラーに会えますように・・・